TronLinkの使い方 ~Tron,USDTなどの通貨管理~ DAPPウォレット連携
- TronLinkの使い方
- PCの場合
- スマートフォンやタブレットの場合
- 登録方法
- 連携方法
- トロンネットワークを理解する
- Freeze(凍結)とUnfreeze(解凍)~帯域幅とエネルギーを得る~
- 不足したエネルギーや帯域幅をトロンを焼却することで賄う(手数料)
TronLinkの使い方
トロンネットワーク(TRC-20)と呼ばれるものは、サイトごとにウォレットがあるのではなく自身のウォレットと連携することがほとんどです。
そのため、最初始め方がわからず戸惑う部分があると思いますので記事にいたします。
こちらは私のトロンネットワークの大本命です。
PCの場合
PCではGoogle Chrormeの拡張機能をインストールすることで利用できます。
こちらをインストールした後に、拡張機能の有効化をしてください。
スマートフォンやタブレットの場合
Tronlinkというアプリをインストールします。(Androidの場合はProがついてますがiOSとの差異はありません)
登録方法
PCでもスマートフォンでもまずログインパスワードを設定します。
その後アカウント名を入力した後にMnemonic(ニーモニック)が表示されます。
ニーモニックとは12個の単語にそれぞれ順番がついています。
復活の呪文といえばわかりやすいでしょうか。
その順番を正しく入力することによってアカウントの連携、復旧ができます。
逆に言えば、このニーモニックさえあれば容易に復元できてしまうので絶対に人に見せてはいけません
連携方法
Import(輸入)を選択し、アカウント名とニーモニックを入力します。
登録の際にログインパスワードを設定しましたが、このログインパスワードはそのデバイスでのウォレットにアクセスする際に必要なもので連携に使うわけではありません
トロンネットワークを理解する
Bandwidth(帯域幅)とEnergy(エネルギー)
トロンウォレットのユーザは、それぞれ帯域幅とエネルギーを持っています。連携してサイトに預けるなどの通信を発生するためには取引量に応じた帯域幅とエネルギーを消費する必要があります
Freeze(凍結)とUnfreeze(解凍)~帯域幅とエネルギーを得る~
帯域幅は何もしなくても一人5000持った状態でスタートすることができるのですが、エネルギーは最初0でスタートすることになります。
では、どうすれば獲得できるかというとトロンを凍結させることによって帯域幅かエネルギーの最大値を獲得することができます。
凍結させたトロンは解凍するまで利用することができませんが、消えるわけではありません。使わないトロンは凍結させることによって有効活用させることができます。
ただ、エネルギーは1トロン凍結で30程度なのですが取引量が多いと10万エネルギーとか平気で消費します。凍結によって得たエネルギーは時間経過で回復するので再利用可能ですが、必要なエネルギーを凍結のみで賄うにはかなりのトロン凍結が必要です。
不足したエネルギーや帯域幅をトロンを焼却することで賄う(手数料)
自分で焼却するとボタンを押すわけではないのですが、仮に自分が今使える帯域幅やエネルギーが不足した状態で通信を発生させた場合はトロンが焼却されます。
手数料みたいなものです。
焼却と言っているのは、その際に支払われたトロンは世界のトロンの総量から消えることになり、流通量を抑える働きがあります。
100万円近くの通信を発生させても数百トロンあれば十分なので、常に手数料分として300トロンくらいはウォレットにいれておくとよいかもしれません。
もちろん、取引額が多ければ多いほど必要なエネルギーが増加していくので、少額の場合にめちゃくちゃなトロンがひつようなわけではありません
前述で1トロンのフリーズで得られるトロンは30程度と記載しましたが、焼却に必要なトロンは同一ではないです。何十万エネルギーでも数十トロンですみます。
また、帯域幅は基本的に2~300程度の消費なのでよほど頻繁に通信しなければ帯域幅が足らなくなることはありません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ご質問はこちらでも受け付けています。
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