流動性 ~流動性ってどうして大事なのか~
流動性とは
平たくいうと売り買いが容易にできるかどうかを指しています。
売り手と買い手がマッチングしやすいほど流動性は高いという表現をします。
どうして大事なのか
例えば100億円の価値があるというものを1億円で購入しました。
買ったら資産が一瞬で100倍になってしまいましたね。
つまりこのひとの資産は100億です。
一方で、お金に換えたいと思った時買い手がいませんでした。
そのため、本当は資産100億分の価値をもっているはずなのにお金には代えられませんでした。
結局買い手は見つからないまま、ただ価値があると思っているものだけ持っていても仕方ないということです。
つまり物の価値とは需要と供給が成り立って初めて決定します。
極端ですが、そもそも先ほどの100億円の価値があるかは本来買い手がついて初めて決定されるものですから買い手がつかない以上無価値ということになります。
流動性が低いと
USWAP用にBRGが欲しいなと思ったところ、ちょうどいい例がありました。
売り手は、1BRG=0.8478TRX でないと売る気がありません。
買い手は、1BRG=0.7951TRXでないと買う気がありません。
この状態では、どちらかが折れない限り一生取引は成立しません。
このことを流動性が低いと表現します。
買うときは高値で買うしかないが、売るときは安値で買うしかない、なかなかそう聞いて所持する気になんてなれませんよね。だから流動性は大事です。
流動性マイニング
現在Defiの取引所では、人々に通貨を預けてもらうことでこの流動性を高め取引を成立しやすくしています。
USWAP,PancakeSwap,UNISWAPはこの一例です。
このきわめて需要な流動性を成り立たせてくれる代わりに、預けた人は報酬を得られる仕組みになっています。
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