AMM ~オートマーケットメーカー~ リクイデティプールをわかりやすく解説
AMM(オートマーケットメーカー)
つまり自動で市場を作るということです。DeFiの世界でいうUswap,Uniswapなどリクイデティを提供するところではこのAMMという方式?が使われています。
リクイデティとして預けたものがなぜ中身が変動していくのかという理解を少し深められればと思い、今日は記事にしてみます。
リクイデティプールって
2つの通貨を同価値ずつ合体させたものを預ける場所のことを言います。
今回は、その動きをさらに深堀していきます。
自動で市場を作る
では合体させた後の動きを説明いたします。
合体させたもの1つ目の価値(量x値段)をA 、2つ目の価値をBとすると
A x B = C
シンプルな例でいきます。
チロルチョコが3個と紙が9枚預けられているプールがあります。
預けられているものはそれぞれ同価値になるため、
チロルチョコはこのプール内では紙3枚の価値です。
このプール内ではというのが大事です。
Y市場ではチロルチョコが紙4枚で売れるとします。
するとチロルチョコを紙3枚で手に入れられるとY市場で売れば1枚分得できますね。
なので、このプールにチロルを求めて紙3枚を預け1個チロルチョコを抜きました。
するとプール内には、チロルチョコ2個と紙12枚あります。
そうすると、今度はこのプール内では紙6枚分の価値になります。
交換するときはAMMで表示されるプライスインパクトといって、表示されるように交換したらどのくらい価格に影響があるかというのが表示されます。
預けている量が少なすぎるとこのように1個交換するだけでとてつもない値段変動がおきます。そのため、預けている量が多ければ多いほど交換するときのプライスインパクトが少なくなります。
チロルチョコ100個と紙3000枚預けた状態だったのであれば、1個交換しても
チロルチョコ99個と紙3003枚で値段の動きはそこまで大きくありません。
だからいろんな人がいっぱい預けるようにいれるように報酬を還元する仕組みを作り、Defiでも取引所としてなりたつようにしようと各取引所が頑張っているわけです。
預けた後どうなるか
つまり市場の値段に近づくように差額で儲けたい人たちが取引していきます。
だからリクイデティを預けたときに自分は何%分あずけたかどうかでもどってくる通貨がちがいます。
最初はチロルチョコ10個と紙30枚を預けていました。これはプールの中の10%で、
プール全体にはチロルチョコ100個と紙300枚がはいっていました。
このプールでチロルチョコの値段があがったときにときに、差額で儲けようとする人たちがやってる間に
チロルチョコ30個と紙450枚になりました。このとき自分のシェアが10%のままだと分解するときに
はチロルチョコ3個と紙45枚がもらえます。
といった具合に取引してる間に元の量と変わっていくため、預けたときの量と変化がある状態でもどってくることがあります。
預けたときの2つの通貨の値段の比が同じままであれば、最終的にプールに残る量はあれば同じになるといわれています。
これはインパーマネントロスの発生原理です。
まとめ
- Defiの通貨の値段はプールに預けてある量で決まる
- 取引してる間に預けてある量が変わっていく
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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